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高校生がプログラムの腕を競う!
「浜情ロボチャート大戦2016」が浜松情報専門学校で開催

(掲載日:2016/02/17)


浜松情報専門学校

開会式に臨む出場者

タイムアタック部門の課題に取り組む高校生。プログラムを組み、実行を繰り返し「よし なおった!」時間との勝負だ。

 

 

2月7日(日)、浜松情報専門学校(静岡県浜松市)にて、「浜情ロボチャート大戦2016」が開催された。これは、プログラミング入門ソフト「ロボチャートバトラー」を使い、高校生がプログラミングの腕を競うもの。今年で9回目を迎える大会は、静岡県、愛知県から12校、37チームの高校と今回初めて特別枠参加の中学校が出場し、熱い戦いを繰り広げた。

競技部門は、「チーム対戦部門」と「タイムアタック部門」の2部門で実施された。
チーム対戦部門は、予選ラウンドで勝ち上がった16チームがトーナメント形式で競技した。見事優勝の栄冠をかちとったのは、静岡県立藤枝北高等学校「つよいワサビ」チーム。チームの代表者は、「いろいろな人の支えがあったからこそ優勝できました。感謝の気持ちでいっぱいです」と声を弾ませた。

今回、新設された「タイムアタック部門」では、当日公開されたフィールドをいかに速くクリアできるか、その所要時間を競う。プログラミングに与えられた時間は45分間で、チームで相談しながらフローチャートを組んでいく。タイムリミットは60秒だが、早いチームは20秒台でクリアしている。優勝は、静岡市立清水桜が丘高等学校「ぎょぎょ」チーム。1年生からなるフレッシュなチームで、「はじめての参加で、とても緊張しましたが優勝できてうれしいです」と優勝の喜びを語った。
スズキ教育ソフトからは「スズキ教育ソフト賞」が、静岡市立清水桜が丘高等学校「TEA PARTY」チームに与えられた。タイムアタック部門で、結果は5位だったが安定した実力のアルゴリズムが評価された。

 

プログラミング入門ソフト ロボチャートバトラー

プログラミング入門ソフト ロボチャート

 


タイムアタック部門では、宇宙をイメージした仮想空間に、迷路のように配置された隕石に潜む敵ロボット4体を倒すまでの所要時間を競う。早くクリアしたチームには、出場者から惜しみない拍手が送られた。

チーム対戦部門の決勝。大将ロボット1体、護衛ロボット2体の計3体で編成される。フィールドには障害物となる隕石と砲台が配置され、ハンターの役目をするロボットもいるので注意が必要だ。


閉会式では、校長の横山 純先生が、「この大会を通して、コンピュータの分野に少しでも興味をもって理解を深めていただければと思います。来年は10回目の記念の大会になります。ぜひ来年も参加してください」と挨拶された。

 

結果
〈チーム対戦部門〉

【優勝】
「つよいワサビ」チーム(静岡県立藤枝北高等学校)
【準優勝】
「金糸雀(かなりあ)」チーム(静岡県立掛川工業高等学校)
【第3位】
「I LOVE 人類」チーム(静岡県立掛川工業高等学校)

〈タイムアタック部門〉

【優勝】
「ぎょぎょ」チーム(静岡市立清水桜が丘高等学校)
【準優勝】
「ノーマルたちは荒野を目指す」チーム(静岡県立掛川工業高等学校)
【第3位】
「New Players」チーム(静岡県立藤枝北高等学校)
【スズキ教育ソフト賞】
「TEA PARTY」チーム(静岡市立清水桜が丘高等学校)

特別枠参加の掛川市立北中学校は、「チーム対戦部門」でベスト8、「タイムアタック部門」では11位の成績を収めるという健闘をみせた。

 

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