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「浜情ロボチャート大戦2017」が浜松情報専門学校で開催

(掲載日:2017/02/21)

2/12(日)、浜松情報専門学校(静岡県浜松市)にて、「浜情ロボチャート大戦2017」が開催された。
プログラミング入門ソフト「ロボチャートバトラー」を使い、高校生がプログラミングの腕を競う。
今年で10回目を迎える今大会には、静岡県・愛知県から9校40チーム114名の参加があった。

今回の競技はプログラミングしたロボットを競わせる対戦形式で行われた。
事前に各チーム3体のロボットをプログラミングしてきている。

予選は4会場に分かれ、チームごとのリーグ戦形式で行われた。4チームが1体ずつロボットをフィールドに置き、競わせる。ハイタッチをして勝った喜びを分かち合ったり、祈るように対戦の様子を見守ったりといった生徒たちの思い思いの反応で、各会場は盛り上がりを見せた。予選2位までの8チームが決勝トーナメントに進んだ。

決勝トーナメントでは、準備してきた3体のロボットを一斉に戦わせる。ロボット同士の連携プレーも見ものだ。
高度な工夫やアイデアがぶつかり合い、どちらが勝ってもおかしくないような戦いが数多く繰り広げられた。
ロボットがうまく立ち回ったり、打ち合いに勝ったりすると、会場からは歓声や感嘆の声があがった。

接戦を制し優勝したのは、静岡県立浜名高等学校の「Afだなぁ」チーム。コメントを求められると、メンバーは「決勝では自分たちの狙っていたことができた。まさか優勝できるとは思っていなかった」と喜びをにじませた。

スズキ教育ソフトからは、「スズキ教育ソフト賞」が、静岡県立藤枝北高等学校「AFRO」チームに贈られた。
「生き残ること」を最優先に考え、プログラミングした点が評価された。

浜松情報専門学校校長の横山純先生は「IoT、人口知能、クラウドと、IT業界は今、非常に発展しているが、それを扱う技術者が足りていません。IT業界を支えているプログラミングは、今回ロボットを設計したようなやり方が基本となっています。ぜひこれをきっかけに将来的にIT技術者を目指す人が増えてほしいです」と語る。

結果

優勝 静岡県立浜名高等学校 Afだなぁ
準優勝 静岡市立清水桜が丘高等学校 Japanese People
3位 豊橋中央高等学校 聖騎士団
スズキ教育ソフト賞 静岡県立藤枝北高等学校 AFRO

プログラミング入門ソフト ロボチャートバトラー

プログラミング入門ソフト ロボチャート

 

 

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