HOT NEWS
静岡理工科大学浜松情報専門学校にて
高校生によるプログラム競技会「ロボチャート大戦2010」が開催されました
(掲載日:2010/02/24)
開会式の様子
2/21、学校法人静岡理工科大学浜松情報専門学校(静岡県浜松市)にて、スズキ教育ソフトのプログラミング入門ソフト<ロボチャート>を使い、高校生がプログラミングの腕を競う競技会「ロボチャート大戦2010」が開催されました。
本競技会は、「浜松情報専門学校」・「静岡デザイン専門学校 浜松校」の共同イベント“クリエイターズスイート ~学校がテーマパークになる2日間~ ”のアトラクションの一環として開催されました。
今年で3回目を迎える本競技会には、静岡県内の高校7校のパソコン部などから26チームが参加。競技に使用するソフトウェアには、スズキ教育ソフトのプログラミング入門ソフト<ロボチャート>が採用されています。各参加校では「情報」の授業や、部活動等において、<ロボチャート>を活用し、プログラミング技術を研究し、磨いて、この競技会を目指して取り組んできました。本競技会ではその技術力や作戦のコンセプト・発想・アイディアが試される場でもあります。
大会に使用された<ロボチャート>の「スペースロボチャート」モードでは、自分のロボットを思い通りに動作させるプログラム作成の技術を競います。大会では個々のロボットを単純に動かすだけのプログラミングだけではなく、チームとしてロボット3体の連携した作戦の組み立てや、周りの状況(相手のロボットの動作や攻撃)に対しての状況判断と対応についての指示がチームの勝敗につながるので、対戦チームを上回る論理的思考力と作戦の発想が要求されます。
![]() |
![]() |
![]() |
コンセプトシートの展示。各チーム毎にプログラムの工夫や戦略のアイディアなどが文章やイラストで表現されている。
アルゴリズム部門では、何を作りたいのか、コンセプト通りの動きがフローチャートに表現できているか、再現性はもちろん、フローチャートの美しさも評価された。
大会はトーナメント形式で行われ、静岡県立掛川工業高等学校「コッペパン」チームが優勝の栄冠を手にしました。
また、今大会では、ロボットの勝敗による競技だけではなく、「コンセプトシート」とプログラム内容による、アルゴリズム部門の審査・発表も行われました。
大会エントリーの際に各チームが「コンセプトシート」を文章にまとめて提出しており、チームとしての戦略の特徴や、それぞれのロボットの動きを解説した「企画書」とも言える資料が会場にパネル展示され、各チームのロボットがコンセプト通りの動きをフローチャートで表現できているか、その再現性やプログラムの組み立てが評価されました。
部門審査の総評として、スズキ教育ソフト開発部取締役部長
小田より、「個々のロボットのプログラム作りだけではなく、チーム全体での目標をコンセプトシートの形で文章にまとめるということは、これから先、社会に出ても重要となる、よい経験だったと思います。是非、こうした経験を役立て、将来、ソフトウェア業界を担っていく人材となってくれる事を希望します。」と、参加の高校生にエールを送りました。
今回のロボチャート競技会の結果は以下の通りです。
<チーム戦部門>
【優勝】
「コッペパン」チーム(静岡県立掛川工業高等学校)
【準優勝】
「補欠」チーム(静岡県立掛川工業高等学校)
【第3位】
「牙一族」チーム(静岡県立島田工業高等学校)
<アルゴリズム部門>
【優勝】
「コッペパン」チーム(静岡県立掛川工業高等学校)
【準優勝】
「桜李部隊」チーム(静岡県立静清工業高等学校)
【第3位】
「hannySP」チーム(静岡県立浜松工業高等学校)
【スズキ教育ソフト賞】
「騎兵第七連隊」チーム(静岡県立浜松城北工業高等学校)
※本件に関してのご意見、お問い合わせ等は、お問い合わせフォームよりお願い致します。